#3 「パリの三銃士」

#1は「パリ」で、2は「ロンドン」、#3で「パリ」に戻りました。(#4には続きませんでした)
突然の銃士任命式の夢。コンスが困りながらも嬉しそうなのが、正に夢らしいですね。(実際はビンタ1発@11話)

トレビルの屋敷にやって来たダルですが、ジャンも一緒に来たのは何故?(ダルが心配だからついていってあげた、の線かなと思っていますが。)
アトスとの出会いの際、「すみませーん、まだパリの地理に詳しくないもんで…決闘に良い場所ってないですか?」の台詞がウケます。物騒な事を尋ねているのに、あの表情(にへら、という効果音が合いそう)ですよダルタニャン。
剣技のアラミス先生、栗のイガを取ろう取ろうと頑張っている様子がなんだか可愛らしいと思います(笑)。そしてダルは、結局その木のところにロシナンテを繋いでいったのですな。

屋敷のドアをノックするダルタニャン、何回目かでドアが開いてコケそうになってましたね。芸が細かいなあと思いました(笑)。後期(?)のダルだったらコケない気がします、なんとなく。

ポルトスにロウソク突撃。あれは、コウモリちゃんが、ロウソクを落としやすくする位置にさりげなく動かした…という事で良いのでしょうか。どちらにしても、ダルの帽子がロウソクを落としていた気もしますが…。
三銃士の中でも、ポルトスの「謝れば済むものを余程命がいらないとみえるな」の台詞が、個人的に一番かっちょいいと思いました。
トレビルに銃士を志願するダル。「明日になって、まだ命があったら、ここへ来たまえ」というトレビルですが、この時点ではダルの採用も考えていたのでしょうか。もしくは、命がないものと思っていたからでしょうか。
しかしまあ、隊長は常に冷静沈着ですね。

アンヌの髪をとかしているコンス。コンスの初めてのダル報告は「勇敢な若者」だったんですね。(後に「あんな年下の坊や」に)
「鷹にでもさらわれてしまえばいい」って……アンヌ王妃、心底嫌々飼ってたんですね。
コンス誘拐の企みがリシュリューだとバレた、という話。元々メンバーにロー様がいたことから、コンスも感付きそうですよね。ロシュ伯爵、何故素顔を見せて誘拐してしまったのでしょうか。

風車小屋で待ち伏せするローシュフォール・ミレディー・ゲーハー君他一名の護衛隊士。ミレディーさんは、ペペを順調に手懐けていますね。
さあ、ここのダルがまあ、実にナマイキ(笑)。ポルトスが度々ムッとするのも頷けます。くじ引きの様子も、腕組みをして、余裕の笑みで見てますね。アトスは「ちょっと懲らしめてやるだけで良い」とポルトスに言いますが、後にかなりこっぴどく懲らしめられる事になってしまいましたね。
グッドタイミングで駆けつけるコンス&ジャン。「銃士を殺した人が銃士になれる訳がない」ってごもっともだなと思いました。
決闘を止めてほしいと言いにくいダル。まったくなんて小僧だ(笑)。

ここでアラミスが斬ったヘビは、2話でコンスに襲いかかっていたヘビ?だとしたら、ミレディーさんは本当に用意周到だなと思います。剣を抜かせるだけでも出来ますしね。
「剣を抜いた以上決闘とみなす」ってムチャクチャだなあ。しかもアラミスしか抜いていなかったのに…。
ここの、「俺も、助太刀するぜ」と言ったダル、ダルらしくて良いなと思います。個人的には、その続きのダル+三銃士vsローシュフォールたちの対決も見てみたかったなと思います。(私事の決闘になるのかもですが)
隊長の場の納め方は流石ですねー。ああ言われてはロー様も引き下がる他ないですね。

ポルトスに剣を折らせたトレビル。うわー、これはキツイよダルタニャン。このシーン、何度見てもキツイです。三銃士も気の毒そうに見ていましたね。
「剣よりも心だ」という隊長の台詞がありましたが、個人的にはこのラストシーンもそうだなあと思いました。剣(入隊)よりも、心(三銃士との友情)のラストだったなと…。
ここで、「みんなは一人の〜」が出ましたね。(これ以降はずっと「一人はみんなの〜」だったと思います)
さっきまで決闘決闘言っていた人たちが、自らの剣を折って友情の誓い。男同士の友情って良いなあ…。(厳密には一人違いますが)
これから頑張れダルタニャン。


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