#9 「はだしのジャンのお母さん」

冒頭から悲しい始まり方ですね…。ジャンのいきさつがここで明かされました。
事情を聞き、ジャンのお母さん探しに協力するというダル&ボナシューさんです。
「この際だ、ジャンと二人一緒に面倒見ようじゃないか!」だなんて、なんて器の大きい人なんでしょうボナシューさん。悲しいいきさつから始まったこの話ですが、似顔絵を描く前のジャンの笑顔に私の心がちょっと救われました…。

マドモアゼル・シャルロットについて紹介するミレディーさんからのお手紙がきました。いつも決まった時間に着くなんてすごいですね。
宮殿では、コンスがダルとの仲を国王夫妻にいじられてます。まだ「あんな年下の坊や」ポジションですね。

商売繁盛しているというボナシューさん。良かったですね。
狩りで服を新調しても泥だらけになるだけだろというダルの考えですが、彼はコンス一筋と思われますので、コンス以外のレディーたちが来ようと来まいと服の新調とか考えなそうだ(笑)。(そもそもダルは狩りに呼ばれてない)
シャルロットの噂話をジャンに教えるポルトス。ダルタニャンとジャンはあっさりと仕事放棄しちゃいました。
母親と離れ離れになってしまった日の事を話し出します。ジャンは3つだったとのこと。たった3つで、それから1人で生き抜いてきたんだなあ…しっかり者の訳だ…。
旅人を見送っている時に、ジャンの頭を撫でてあげるお母さんが優しいですよね。
そして、役人に連れて行かれてしまうお母さん…もう、ここのひっぱたかれるジャンが可哀想で……。
ローシュフォールの屋敷へ、シャルロットの顔だけ見に行くことになりました。ジャンの「うん」が、いつもと違って寂々しさがありますね…。

射撃の練習をしているシャルロットです。この数日間でイチからロー様が指導したのでしょうか?
ジャンが思わず「母ちゃんだ!」と声をあげてしまい、必死に隠れるダル達。イヌの真似上手いですね。
飛び出していくジャンを庇うシャルロット。これは次の回で分かるのですが、自身にもお子さんがいるからこそ、余計に「待ってー!」と必死に庇ったのでしょう。
ジャンの話に動揺し、思わず銃を手にするシャルロットさんですが、やっぱり撃てません。ここのジャン、怯えもせず、ただ"母ちゃん"と見ていましたね…。ダルが助けに来てなんとか脱出しますが…。

川辺で話すダル&ジャン。「3つの時の記憶なんてアテになるもんか」というダル。劇場版の話ですが、確かにカトリーヌさんは茶髪でした…染めたとは考え辛い…。
なんとか腕の火傷の痕を確認できれば、と期待するジャンを、ダルは気遣ってあげてますね。この回はお兄ちゃんぽい。

最後の、ジャンの「母ちゃん…」の呟きが切ない…。


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