#27 「はじめてのデート」

さて、やってきてしまいました「はじめてのデート」の回ですが…。この辺りから数話は、悲しい展開とか受難が多くって、見るのに少しだけ勇気が要ります(大げさ?)。

ダルタニャンのおじいちゃんとおばあちゃんが!お元気そうでなにより!「やっぱり読んでくれ」と手紙を渡すビクトールじいちゃん可愛いです。
ダルが銃士になれるという朗報ですねー。

で、ボナシュー家。いきなりすねてるジャン…確かに、王侯貴族が嫌いなジャンですが、このすね方は唐突に感じました。
5話でダルが「とうとう銃士になれるぞ!」と喜んでいた時のジャンは、「おめでとう!」と言ってましたし…あと、銃士見習いになれた時も一緒に喜んでくれてたのに…。
マルトがお母さんみたいで優しいです。でもジャン、いくらなんでも「ダルタニャンは銃士になんかなれっこないって思ってたのに!」はヒドイ(笑)。
あ、私がこの辺りの回を見るのに少し抵抗感がある理由は、このジャンのすねっぷりも関係してるんだと今気付きました!喜ぶ時も戦うときも、ダルタニャンといつも一緒のジャンに、なんだか見捨てられたような錯覚を覚えちゃうんでしょうね、私が(笑)。

「栄えある国王陛下の銃士だぞ!」とロシナンテに聞かせるところ、ロシナンテも嬉しそうなのがイイですね。まあその後看板にゴチンとして町の人に笑われてしまいますが…恥ずかしー。

おめでた衣装のリシュリュー様のところにやってきたミレディーさん。ロンドンに行ってきてから体を壊していたと。ミレディーさんでも体調を崩すのですね…意外というかなんというか。まあ確かに、人間離れの技をたくさん披露して魅了して下さってましたしね。
"耳寄りな話"の前に、褒美を要求するミレディーさん。自分はちゃんとやったもん、失敗したのはロー達がヘマしてたからだもん、ダルは許可証がんくてもイギリスいってたもん、と。そりゃあリシュリューだって怒りますよー。ましてや、ダルの銃士任命式ですしね(笑)。
褒美がほしけりゃダルを始末してこい、と言われた後のミレディーさんの顔が!「ロンドン塔にて、あなたのミレディー」とか「おまえの敵は必ず討ってやる!」とか、やりとりしてた二人なのに…。この辺りから、亀裂が生じてきてますね。

いよいよ銃士任命式です!今度は夢じゃない!(笑)
ルイからはなかなかの好評価のダル。ここの、「トレビルが熱心に推薦した」ってとこが…ああ、隊長!(嬉)
任命式後、コンスがお祝いを言いに来てくれました。手紙を渡す下りが可愛い…。最初は手紙を渡さず去ろうとしたものの、「一度ゆっくり会いたいな」と言われてから、渡すっていうね!
お手紙はデートのお誘いでした。良かったね…って手紙盗られちゃってますけど!そして本日二度目の顔面激突…ダル、大丈夫?
その後、ロシナンテにひとっ飛びで座ってます。相変わらずすばらしいジャンプ力。

トレビル邸にて、三銃士に祝福されてます。
ポルトスの時は銃をもらう際に手が震えてしまったと。そのポルトスに「前の晩、酒を飲み過ぎたんだろう」とツッコむ(手もツッコミの手!)アラミスが良いです。スゴく楽しそう。
そこに登場したジャン。ダルには、鉄砲持っていばりくさる奴になってほしくなかったのに!と、ジャン。「僕はお前の言うような悪い銃士にはならない。誓っても良い」ってちゃんと言ってるのに…。ここはジャンの方が分からず屋じゃん、と思ってしまうのは私がちゃんとジャンの気持ちを分かってないというか、そういう事なんだと思いますけど…。
マント着て銃なんか持ってるから、ジャンからしてもダルが遠い存在みたいに思えちゃうんでしょうかね…。

トレビル邸にて、退屈まっさかりのダル(笑)。一緒にトランプやれば良いのに。
ダルのお祝いでパーっとやろうと提案するポルトス。ここでデートだとあっさりバレます。「じつはそうなんです」って素直な言い方が可愛い。
アトスの発言が気になりますよ。「若いモンは放っておくと、何をしでかすか分からんからなあ」って具体的にどういう事ですか(笑)。
ダルタニャンピーンチ。でも後の展開から考えるに、三銃士についてきてもらった方が良かったんじゃあ…。
逃亡ダルを見て笑う三銃士ですが、アトスがかなり大きく口を開けて、うわっはっはっと笑ってますよ!意外というか貴重というか。ちなみにアラミスは口元を押さえて上品に笑っています。

笑顔で走るコンスタンス。期待に胸を膨らませてたんでしょうね。そこでしつこい香水売りのおばあさんに手を捕まれて、表情がスゴく強ばってます。
ああ、コンスが…ミレディーさんに捕まっちゃった。
そんな事など全く知らず、頭がお花畑なダル。ロシナンテの上でデートの妄想してるどころじゃないよ!

夕暮れ時に、川で佇むジャン。「コピー、おいらの友だちはおまえだけだな」と笑うジャンはめちゃめちゃ可愛いです!
と思ったら、コピーまでどこかへ行っちゃった…(ペペを追っていったんですけど)。「ひとりが一番、気楽でいいや…」の呟きが切ない……ジャン、上で分からず屋とか書いてごめんね。

待ち合わせ場所に着いたダル。手紙に気付かない…しかも座っちゃった!(笑)ペペも首を傾げてますよ。
夕暮れ時から、夜暗い時間になりました。そこでようやく「コンスタンスどうしたんだろう。何かあったのかな」って、ちょっとのんびり過ぎませんかダルタニャン(笑)。
ロシナンテのお陰で、やっと手紙に気が付いたダル。ブローニュの森へ急ぎます。ロシナンテの顔が、さっきまでと違って超真剣!
コピーはどうするんだろ、と思ったらなるほど、引き続きペペを追うわけですね。

しかし、ダルタニャンがあの手紙にずっと気付かなかったらどうするつもりだったんだろう、ミレディーさん(笑)。
あと、次回予告にびっくりです。コピーの「ミレディー、コンスタンス、ミレディー、コンスタンス!」で、「どえーっ、コンスタンスさんがミレディーにさらわれたって!?」と驚くジャン。
こっちからしたら、「どえーっ、それでコピーの言いたい事が分かるんだって!?」という感じです(笑)。


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