鉄仮面が3人だぞ

見たか、ダルタニャン! 1988年10月、国王すり替えの辺りの記事です。
大きな描き下ろしカットは、3人の鉄仮面と対峙するダルタニャンです。剣は抜いていますが困惑してます。
今後の展開について書かれています。(2人目の鉄仮面フィリップの登場・ルイが3人目の鉄仮面になってしまう、等)ダルタニャン達はこのミレディーたちの陰謀に気づいていない、どうなるのか!?とありました。
まだこの頃のダル達は、悪者3トリオに翻弄されまくってましたもんね。(だから余計に、ルイ救出の回はスカっとして好きです。)

他は、「メインキャラの気になる動き」ということで、小さなカットがあります。
コンスは、記憶喪失→記憶戻る→家立ち退き→修道院幽閉と前途多難とあります。記憶が戻った事以外はロクな目にあってないですね…。アンヌも、修道院の幽閉について書いてあります。
リシュリュー閣下はシャトレへ。そして、ローシュフォールが頑張ると書いてあります。あっぱれ(byポルトス)の事ですね!
トレビルに関しては、「隊長を辞任させられる」とあったのですが……あれ、自分から辞めてませんでしたっけ??ミレディーやマンソンがそう仕向けたんでしょうけど…。
四銃士はバラバラになっちゃいました。クビやら辞職やら隊長昇格やら。
ミレディーさんについては絶好調ですね。マスクも取れた頃…ですよね。

そしてそして、フィリップについても書いてあります。
当時は双子は忌むべき存在であり、王位継承問題の種になってしまう事から、地方の小さな屋敷で軟禁状態のように育てられた、と分かりやすく書いてありました。
でも家庭教師の教えが良かったのか、良い人に育ちましたよね。
鉄仮面を付けさせられて幽閉されていたのが、ルイの仕業と信じこまされてしまったフィリップは、悲劇の人物と紹介されてます。
最後はお兄ちゃんと和解できてよかったですね。