アニメ三銃士の人気キャラ、アラミスに足りないものって!?

んもうっ!
以下、少し長めの見直し文になっています。
<アニメヒロイン大研究 「わたしたち、95点」何かが足りないヒロイン特集>という事で、アニメ三銃士からはアラミス。
…アニメ三銃士のヒロインはコンスタンスじゃあ…(笑)。
男らしさが、男の魅力が足りないアラミス、という見出しです。まあ、一言で言っちゃえば男性じゃないんですけど(笑)。

イラスト・カットは、四銃士&ジャン&ロシナンテ。
上着を全部脱いで、力こぶを一生懸命作るダルタニャン。浴槽に足をついています。同じく上着を脱いで、余裕で作っているポルトス。個人的に思っていたより、無駄な肉は少ないです。筋肉多め!
そして、シャツを着たまま立っている、力こぶ作る気ゼロのアトス。ダルタニャンの帽子を被り、彼の剣や上着を抱えてる可愛いジャンと、ポルトスの帽子&上着をしょっているロシナンテ。周りには風呂桶が。
そして、そんな彼らを背に、シャツ姿で困惑?恥ずかしがってる?アラミス。胸がすこーしだけ見えており、またその表情も可愛いです。
えーと、これどういう状況ですか??なんだか無邪気にお風呂に誘う人と、アラミスの秘密に気付いちゃってて誘えない人と、照れて困ってるアラミス…とかいう想像しかできません…貧困と言うか…。

『アラミスが男装している理由は、婚約者フランソワの仇を討つため。17〜18世紀欧州の貴族社会、女性を取り巻く環境は、表面は華やか。
しかし、その内実は閉鎖的なものであった。アラミスも男装をしなければ、仇を捜すための行動の自由を得ることができなかったからだ。』
女性の身で…となったら、それこそミレディーのように悪の社会へ入らないと、仇討ちなんてできなかったでしょうね。
結婚の事も、フランソワ亡き後は別の人と無理やりに…という流れになっていた事から、アラミスも例に漏れず自由はあまりなかったのかもですね。ルネちゃんは割りと自由奔放な娘だとも思いますが(笑)。

『そういった困難があっても、なお婚約者の仇を討とうとする、その行動力は女性離れしていると言って良いだろう。その心の奥底に秘められた想いの激しさ・一途さは尋常ではない。
その激情を男装というストイックな仮面の下に押し隠している。だからこそ、アラミスは魅力的なのだ。』
私は、アラミスの事は基本的に物静かな人だと思っていますが、内に秘めるパッションは強いとも思っています。特に、この頃(45話前後)の彼女なんか特にそうだなあと。
ピュア・一途だからこそ、激情メラメラなんでしょうね。銃士隊長引き受けたのも…だって、だって6年ですしね…。

『欠けている部分がかえってその人の長所になる場合がある。アラミスの場合、それが"男らしさ"なのだろう。男らしさが足りないと言うことは、アラミスというキャラクターにとって、やはり魅力的な部分なのだ。』
アラミスは男になりきってはいると思います。(「麗しのアラミス様」でも、山田さん自身も男になりきって演じてる、とありましたし。)
でも、その、やっぱり男性じゃないじゃないですか。どうしても女性的なところって出てくるじゃないですか。そこのギャップがまた良い…と、私は思っています。
普段は男性として、男性になりきって振舞っているけれど、でも女性的な部分もちゃんとあって。それでもって、表面的には物静かでも、内に秘めた情熱は強くって。あー、やっぱりアラミスは良いなあ(結局そこ)。  (上記は個人的な考えです。変わるかもです。)

他、鉛筆描きルネちゃんカットが二つ。正面と後姿。どっちも可愛い!
『婚約時代のアラミス。家の取り決めた婚約であり、相手は16歳も年上。それでも彼女は彼を愛していた。その笑顔に、まだかげりは見られない。』
あれ?設定が…「愛・アラミスの旅立ち」と違っておりますな。二人の恋はシカからスタートですよ!
そして、"まだかげりは見られない"の、"まだ"ってところが…もう(涙)。

ケガしたアラミスの出現率がやたら高い。
そして、次のページ。
『男or女? あなたはどちらのアラミス様が好き?』とあり、見開きページ左側が男性的なアラミス、右側が女性的なアラミスのカットです。

まずは男性サイドから。
『<ダルタニャンとの決闘を待つアラミスのカット> 銃士隊の剣術師範を努める程の腕前だ』
まさにスーパーガール。
『<燃え盛る馬小屋の中で、ダルタニャンと友情の誓いをするシーンのカット> 友情に生きてこそ、男の中の男!?』
大ケガしてるのに…ここのアラミスは実に男前だと思います。
『<劇場の舞台上で鉄仮面(ミレディー)と戦うシーンのカット> 猛々しい表情は、剣士としてのもう一つの顔―』
辻さん回きました!ここのアラミスは格好良くって好きです。
『<燃え盛る馬小屋で、ダルタニャンに逃げるよう話すアラミス> 炎の中のアラミス。その運命を暗示するかのよう。』
この表情も良いです(この画像じゃあ全然分かりませんが…)。精悍で格好良いんです。こんな表情も見せていたんですね(新発見)。

続いて、女性サイド
『<炎の中から逃れ、アトス達と再開後、ポルトスの腕の中で眠るアラミスのカット> すっかり優しい女性の顔です。』
ここのアラミスは可愛すぎてヤバいです(笑)。
『<「ダルタニャン、よく我慢したな」と、ぎゅっとする前のカット> ダルタニャンに接する時は、まるでお姉さんのように。』
この姉弟関係も好きです。アラミス、本当にダルタニャンの事が可愛いんだなあ…いやこれは三銃士全員に言える(笑)。
『<もう大丈夫!ははは…と笑うカット> ガッツポーズのアラミス様!』
にこにこ顔も可愛いです。この直後、ポルトスの胸にバタンキューですね。
『<シャトレから脱獄し難を逃れた後の入浴シーンカット> 本当はとっても女らしいのだ。』
セクシーアラミスきました!ナイスバデーで素敵です。お風呂大好きですね。
『<炎の中から逃れ、四銃士がそろってから、焼いた魚を食べるカット> フッと気を抜くと、とても優しい表情をする。』
ここのアラミスもめちゃめちゃ可愛いです!(そればっか) あー、気を抜いてるんですね。だからこんなに可愛いのか(?)。
『<無事を喜ぶポルトスに抱きしめられるカット> 思いがけず抱きしめられて、目をパチクリ』
このシーン、コマ送りで何度も見ました(笑)。このギャグっぽい表情のアラミスはなかなか珍しいと思います。

…しかし、男性女性、どちらも「17話:ひとりはみんなのために」からのカットが圧倒的に多いのは何故でしょう(笑)。

総括的に、 『美形・銃士隊剣術師範・パイロット版にはガールフレンド。男性としての魅力も十分。しかし、婚約者の仇を討とうとする、心根の一途さと健気さ。そして美しいプロポーション。
どちらが好き?と聞かれたら答えに困る。やっぱりアラミス様って魅力的ね!』
とありました。全文同意です(笑)。男装だからというより、アラミスそのものが魅力的な人だなあと思います。(男装も、もちろん好き要素の一つではありますが。)

そして最後にオマケ、「女の魅力は"女らしさよ"」と仰るミレディーが。(ナナにお花を届けにきたシーンのカット)
いやはやミレディーさん、貴女の魅力は正にそこだと思います!ミレディーさんも格好良い時はありますが、「姐さん!」的だなと思います。というか、そもそもミレディーさんは男装してないですしね(笑)。