アニメ三銃士・影の主役(!?)ミレディーさん特集

ミレディーファンはきっと大興奮。
1988年11月の、ミレディー特集の記事です。
まずは、何といってもこの美麗ミレディーカットがすんばらしく良いです!
この画像だと、小サイズ&ぼかし入りなので分かり辛過ぎると思いますが、右手に短剣、短剣の刃に左手を添えており、両手から血が滴っています。でもこれ、痛そうというよりも、美しい!という感情が先にきます。
そしてそして、悪女の笑みでこちらを振り返っていらっしゃって。着ているドレスも、TV版のものが更にパワーアップしているというか。腰がキュッと細い!
背景は血みどろの黒薔薇!でも、グロさはないです。美しさがあります。
こりゃあたまらんですよ、ミレディーさん!&辻さん!

さて、ミレディーさんの”あっぱれな悪女ぶり”についてあります。
『彼女が悪事を働いてもなんだか憎めないのは、ミレディーの持つ個性によるものだろう。
原作のミレディーはとにかく冷酷非情。コンスタンスも毒殺している。
しかし、アニメ三銃士のミレディーは、平野さんのセクシーボイスのお陰もあり、どこか楽しみつつも悪事を行っている雰囲気がある。(特に物語最初の頃)
それがいかにも”可愛い悪女”といった感じでイイのである。』とあります。
平野さんの声、良いですよね!色っぽく且つ可愛くて。
そして確かに、物語前半の頃は、リシュリュー閣下とめちゃめちゃ楽しそうに悪事を働いていらっしゃいましたよね。
二人で掛け合いをしたりとか(笑)。よく文通(航空便)もしてましたね。仕事でしたけど。

『首飾り編では、劣勢になってくるほどだんだん余裕がなくなってしまい、その点は寂しかった。
しかし、鉄仮面編では、ダルタニャン・アラミスと渡り合うなど、久々に魅力も復活&一歩も引かぬ活躍ぶり。今後の活動に期待してしまいたくなっちゃったりして…。』ともあります。
そうですね、「ドーバーの嵐」辺りから少しずつ劣勢になってきて、「ミレディーの復讐」とか「ノートルダムの大鐘」辺りは、必死になってましたもんね。あの頃も相変わらず素敵ではありましたが、余裕はなかったのかもです。
鉄仮面編、大いに期待ですよ!(熱) ミレディーさんのヘアスタイル、個人的には短い方が好きです。長い方も素敵ですけど。

せいぜい遊んでいるのね!
そして『魅力的な悪女になるための3条件』とあります。
『好き嫌いは別にしても、”悪女”という言葉には魅力的な響きがある。悪徳と犯罪の甘く危険な香り…それは人の心の奥底に眠っているロマンをかきたててしまう。
悪女となるための条件は、頭脳明晰・容姿端麗・女性としても気品や優雅さ、男性の心を捉えて話さぬ神秘性や悪魔性などなど。
可愛い悪女のための条件は色々あるが、いちばん大事なのは、自分を磨くためのたゆまぬ努力なのよ。』
条件、3つじゃないですけど!(笑) でもカットのところに「エレガンス」「ミステリアス」「アクティブ」の言葉があったので、たぶんコレが3条件。納得です。
エレガンスな立ち振る舞い、ミステリアスな瞳、ドレスを着たままドーバー海峡をフルスピードで泳いでしまうアクティブさ。ミレディーさんは全部持っている!
たまに「…やってみな!」だの、シビれる格好良い発言もなさいますが(笑)。でも気品もありますよね。話し方といい、振る舞いといい…。
カットは、ナナの楽屋にやってきた時のミレディーさんです。辻さんが作画監督の回ですよ!
個人的には、「ナナさんにお花を届けに来たのだけれど」のカットに注目です。この、斜め角度で話すエレガンスミレディーさん、超可愛いです。唇が色っぽくて。

『フィジカル且つアクティブ。行動力も、現代の悪女には必要なこと。鉄仮面に扮して、ダルタニャンやアラミスと闘うミレディー。2人を相手に一歩も引かない剣の腕も、大したものだ!』
…とありますが、カットにダルタニャンがいない…。
この鉄仮面なミレディーさん、セットを蹴飛ばすは紐を切るわ、やりたい放題で見ていて爽快です(笑)。ダルタニャンもアラミスも、翻弄されてしまってましたよね。
あと、劣勢になってしまう…とはいえ、アラミスファンとしてここの「行くぜ!」な彼女はやはり格好良いと思う(笑)。